第17回 マッサージのあれこれ
先日視覚障害者などを対象にした福祉機器店に参加して来ました。
機器はどんどん進化していて、音声によるサポートのおかげで、家庭での生活にはあまり不自由を感じなくなっているなあと思いました。 関係者には感謝してもしたりない限りです。
後は、これらを買えるだけの財力があれば良いのですが。
そんななか私たちの団体は、お客様の中から希望者に10分500円でマッサージをさせてもらいました。 お客様は視覚障害者かその関係者ということもあって共通の話題にはことかきませんし、治療ではないので気楽に雑談しながら揉めるのが良かったです。
治療室では、患者様に信頼してもらえるように会話の中から様々を感じ取る集中力が必要ですし、次も来ていただけるようにいろいろ気を使いながらの会話になってしまいます。
以前このコラムで、近所に馬が合うマッサージ師を見つけてと書きましたが、患者様が気楽に揉みに来られるようにすることの大事さを感じた1日でした。
これで終わってしまうと見てくださった方には実のないものになってしまいますので、先日私が勉強会で学んだことを患者様の立場からも行かせるのではと思い、書いて見ます。
このときは、私より遥かに抱負な経験を有する指圧専門の先生が講師で、その経験から発見した凝りのほぐし方を教えてくださいました。
それは、患者様も治療者もこっているところをじっくりやるのが良いだろうと思いがちですが、全身をやってから患部に戻ると最初よりかなりほぐれていることに気がついたそうです。
どうしても凝っているところを長くやりたくなるのがふつうですが、前述したやり方は、経験がないと判らないことですよね。 ですので皆様も患者様になったら、施術者に身を預けてみてください。きっとすっきりするはずですよ。
というわけで今回はマッサージのあれこれを書きましたが、ダブる内容も在って恐縮です。
だんだん暑くなってきますので、今のうちに暑さに体を慣らしておくことが健康には大事なことですよ。と自分にも言い聞かせながら今回は終了です。
お付き合いありがとうございました。