第21回 入院で感じたこと その1

皆様、私はマッサージができるまでに回復しました。患者様には昨年末からご迷惑をおかけしましたが、また遠慮なくマッサージも受けに来てください。
結局3週間の入院となりましたが、私にとっては体がリセットされ、これから自己管理ができれば、健康な生活ができるという利点もありました。 腹痛も昨年末にはほぼ無くなり、皮下血腫の洗浄を10分ぐらいやっていただく他はやることも無く、入院しながらお医者様や看護師さんがいかにハードに働いているかや 、チーム医療の素晴しさを感じながら過ごしていました。
例を上げると、主治医が朝と夕方に部屋を訪れてくださり、お腹の処置をしながら情況を説明してくれて、私の質問にも答えてくださるので、不安無く治療に望めました 。
また若い先生も別に訪れて、お腹の状態や今後の目処など説明してくださるのであ りがたかったです。
看護師さんに関しては、1週間の中に日勤と夜勤が入っている勤務体系が気になりましたが、常に明るく対応してくださり元気をもらいました。
私が全盲なので、移動や食事・トイレ介助など、対処の仕方が判らなくて気を使ったとはずですので、そん なところも感謝しております。 その他、食事のスタッフや掃除のおばちゃんまで、私が言うのもおこがましいことですが、仕事に対するプライドや責任感を強く感じました。
その様子を見ながら、この国の労働者がこのように責任感を持って働いていただけたら、国として美味く回るのにとまで感じさせられました。 私はクリスマスやお正月を入院で過ごすのでちょっと寂しいかなあと思っていましたが、間近で皆様の働きっぷりを見ていると、いつもと変わらずの様子なので、頭が下がる思いにしかならず、寂しいという感じにはぜんぜんなりませんでした。
さて次回は、全身麻酔後のつらかった様子や、だんだん復活していくまでのことなどを書きますので、何か皆様の参考にしていただければ良いかなあと思っております。  何しろ1度も入院しないという人も少ないでしょうからね。

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