第22回 入院で感じたこと その2

今回は、入院から全身麻酔、そして私が思っていたより術後が一筋縄では行かないということまで、初体験して感じたことを書いて見ます。 まず入院の手続きが終わりお昼ご飯で1ぷくと思っていたら、ここから、重湯の4点セットと1日かけて飲んでくださいという下剤が出てきました。 いよいよ始まったなあという感じです。 そんなこんなで二日が過ぎ全身麻酔当日です。
朝から浣腸で腸を空にし、手術室にはこばれました。 背中から硬膜外注射を受け、ガスを吸って後はお眠りタイムです。
その後看護師様の、「終わったよ」という声は憶えていますが、自室にはこばれたのは記憶にございません。
その後意識がはっきりした時は、鼻から酸素の管・左腕には点滴・お腹と背中からは痛み止めの・股間には尿を取る管という感じでほとんど身動きできません。
私は太っているため左手の小指や薬指が痺れ、鼻から管が入っているため口が渇き出づらく、そんな苦しい中眼が見えないため時間が判らず、当日夜勤の看護師様には何度も時間を聞くなどもあって、ご迷惑をおかけしたと思っています。
また、皮下出血がけっこう在ったようで、主治医が22時ごろと0時ごろに電話で看護師様に状態を尋ねていたこともよく覚えています。
ようやく苦しかった夜が明け、次の日の午前には尿の管が取れて、すぐに病棟を1周しました。
その後に血圧が100を切り、冷や汗が出て、立ち眩みがするなどけっこう不安になりました。でも、20分ぐらい休憩をして、今度は病棟を2周しましたが、その後は大丈夫でほっとしました。

その後は順調に快復し、手術から三日目には点滴も取れて、お粥からふつうのご飯と年末退院に向けて快復して行きました。 しかし私が眼が見えないため、病院側のご配慮で、皮下血腫の洗浄と傷の確認をやっていただくことで、1月8日まで入院していました。
私は、お正月でもきっちり仕事をされている皆様を尻目に、何もすることが無く過ごしていたので、結果的には様々勉強になり、人間としての幅が広がった?機会と成りました。

内容の濃い3週間が終わって退院となりましたが、1月中は週に1回診察に行き、按摩や湯船・アルコールは禁止され、私にとってはけっこう大変でした。
2月になりようやくいつもと変わらぬ生活が戻り、後は3月のCTで問題なければ全て終了です。 現在の私は訪問マッサージにも行くなど情況は変化していますが、後1回、入院して勉強になった食事のことを書かせていただいて、元号が変わったらまた違うテーマで書こうと思っています。

どうです、何か参考になりましたか?

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