第4回 鍼の薦め
皆様こんにちは。
次回は暑さ対策をと書いてから時間が立ってしまい、ぼくの家の周りでは夜になると虫の声が聴こえる季節になってしまいました。
午前中はオリンピックで興奮し、午後には書く気力が沸いて来ず眠気が沸いて来るという日々を過していました。
しかしリオが終わりを迎えたので集中して更新できます。
そんななかネタだけはいろいろ考えていて、今回は鍼の良さをもっと皆様にしっていただきたく書くことにしました。
まず患者様によく聞かれるのが、鍼を打って血が出ないのかということと、痛みは大丈夫かという二つです。
前者についてはそのつど血が出てしまっては治療方として成り立ちませんし、後者については痛みは蚊が刺す程度だと答えています。
そして鍼のもっとも良い点は、刺激が過度にならない限り副作用がないということです。
このあたりを知っていただいた上で、次はどんな症状に有効かという点に移ります。
まず鍼は、長年の経験から見つけ出されたツボに打って行くので筋肉をほぐすのに有効ですし、痛みの治療には大変効果があります。また胃腸の動きを活発にしたり、循環も良くなるため冷えや浮腫みの治療にも最適です。
さらにマッサージと併用して肩や首の凝り・疲れ眼にも即効性があります。
そして鍼には調整作用があるため、反健康常態になった体を正常化させるという特徴があります。
ですので国が進めている予防医学の観点から見ると、最適な療法だと思われます。
皆様も上にあげた症状を感じたり、何か調子が出ないときには鍼を試してみてください。眠っているうちにすっきりしますよ。
今回は鍼のすばらしさについて書きましたので、次回はマッサージの特徴とかかり方 を紹介させてください。お付き合いありがとうございました。