第9回 ホットパックについて
久々にブログの更新ができました。とは言っても施術はふつうにやってはいたんですけどね。
さてこの時期私たち療師のところに来る症状は、冷えが要因になっているものが非常に多いのです。その対策として私の治療室でよく使い人気があるのが湿熱のホットパックです。
最近は電気で暖めたり感熱のホットパックを使うのが主流になってきました。これは素早く深部まで温めるという特徴があります。
これに対して湿熱のホットパックは患部がじわりと温まりそれが暫く持続するのが特徴です。
やり方は、75℃に保たれた所から、肩・腰・間接の大きさの珪酸入りの袋を出してタオルでくるんで患部にあてるのです。
私の治療室にはマイクロ波で温める電気治療機と湿熱のホットパックがあり症状に応じて使い分けていますが、患者様にはホットパックの方が湿度があるため気持が良いし熱が持続するためこちらの方が良さそうです。
医療機器メーカーの方との雑談では、最近は湿熱のホットパックを使うところがほんとに減ったそうです。しかし湿熱のホットパックの気持の良さはぜひ1度味わってみて欲しいものです。
治療効果も単純な肩こりなら、鍼をして湿熱で温めた方がマッサージよりも在るように感じます。もちろん個人差はあるためいろいろ試してその人にあった最適な治療方を見つけていくのですけどね。
季節が夏になると湿度は鬱陶しいものになりますからぜひ寒いうちに1度味わいに来て見てください。
さて次のブログは3月の初めごろに更新するつもりですのでまたチェックしてみてください。